【北海道】儀式用サケ捕獲「アイヌ本来の権利だ」「昔、奪われた権利を返せ」 紋別アイヌ協会、知事らに意見書★3
北海道紋別市の藻別川で8月31日と9月1日、アイヌの伝統儀式イチャルパ(先祖供養の儀式)で供えるサケを捕獲しようとして紋別署員に制止されたとして、紋別アイヌ協会(畠山敏会長)は9日、伝統儀式を行う権利を侵害しないよう求める意見書を、高橋はるみ知事と紋別署などに提出した。道内の河川でのサケ・マス漁は水産資源保護法で禁じられているが、道は内水面漁業調整規則の運用で、1986年から伝統儀礼のためのアイヌ民族の捕獲を特別に許可し、2005年に明文化した。