【高齢化・多死社会】「遺体ホテル」オフィス街にも広がる 1泊当たり1万2000~2万2000円…弔問客のもてなしも
高齢化に伴い、年間130万人以上が亡くなる「多死社会」を迎える中、東京や神奈川などの都市部を中心に、火葬前の遺体を預かる「遺体安置ビジネス」が広がっている。火葬場が不足し、火葬までの待機時間が長期化していることが背景にある。「マンションの住民や、葬儀をしない人たちの需要が増えてきている」。横浜市のJR新横浜駅近くで、火葬前の遺体を一時的に預かる「遺体ホテル」を運営する葬祭場「ラステル新横浜」の担当者はそう説明する。