【宮城】原発事故の汚染廃棄物、試験焼却を開始 反対する住民は関連予算の執行差し止め訴訟を起こしたばかり 作業員は完全防備
2018.10.15 21:33
東京電力福島第1原発事故で出た汚染廃棄物の処理を巡り、宮城県大崎市の大崎地域広域行政事務組合は15日、市内など3カ所の施設で試験焼却を始めた。反対する住民が組合に関連予算の執行差し止めを求める訴訟を11日に起こしたばかり。汚染廃棄物は国の基準値である1キログラム当たり8千ベクレル以下の放射性物質を含む牧草や稲わらなどで、大崎市内には約6千トンが一時保管されている。