【福岡】県職員に名札、顔写真…不祥事防止へ自覚促す 「誇りと緊張感を持って職務を果たすようにしたい」
福岡県は、職員による不祥事が相次いでいることを受け、新たな再発防止に乗り出す方針を固めた。名札に顔写真を付けたり、職員が県庁玄関で来庁者に声かけしたりするなどして、公務員としての自覚を促す。県では昨年8月以降、建造物侵入や酒気帯び運転などの容疑で職員8人が逮捕された。この間、県は公務員倫理に関する研修を強化し、小川知事も自身の給料を減額するなどして対応してきたが、効果が表れず、対策の抜本的な見直しを迫られていた。