【国際】東郷平八郎元帥ゆかりの銀杏、英国から“帰郷”計画 「日英交流のシンボルとして進めたい」
英国で1870年代に建造された日本海軍草創期の軍艦、初代「比叡(ひえい)」(コルベット艦)への謝意として日本政府が英国に寄贈し、留学中だった東郷平八郎の宿舎の庭に植えられた銀杏(いちょう)の木を、東郷ゆかりの日本の地に“帰郷”させようという計画が進んでいる。(英南西部ペンブローク 岡部伸)英国の郷土史家、デービッド・ジェームズさん(80)によると、初代「比叡」は、英海軍関連の工廠があったウェールズ南部ペンブロークで起工。