【福井】暴力団事務所使用禁止から1年 恐怖続く住民
福井県敦賀市本町1丁目と福井市有楽町にそれぞれある暴力団正木組と宮原組の事務所に使用禁止の仮処分決定が出て10月20日で丸1年がたった。定例会の開催や構成員の立ち入りが仮処分で禁じられ、事務所として出入りする組員はいなくなった。両暴力団から不服申し立ては出ておらず、事務所での活動は沈静化している。双方の事務所付近の住民は、昼夜を問わぬ警察官やパトカーの巡回を心強く感じているが、仮処分決定後に正木組組員による強盗致傷事件が起きており、「まだ不安はある。