【青森】外国人実習生の賃金を強制貯金疑い 十和田の縫製会社書類送検
デーリー東北新聞社
外国人技能実習生に対し、逃亡阻止を目的に賃金の一部を強制的に貯蓄させていたとして、十和田労働基準監督署は26日、労働基準法違反(強制貯金)の疑いで、青森県十和田市の婦人服縫製会社「昭和ドレストワダ研究社」と、同社社長の男性(74)を青森地検八戸支部に書類送検した。送検容疑は、2016年2月9日から17年8月23日までの間、ベトナム人技能実習生7人に対し、本人名義の銀行預金口座に賃金の一部計約28万円を強制的に貯蓄させ、預金通帳と印鑑を保管していた疑い。