【地域】ハクビシン、首都圏出没中! 都内16年捕獲件数736匹 家屋侵入、悪臭被害…関西圏も注意
都会のど真ん中に出没する害獣が世間を騒がせている。6日に閉場した東京都中央区の築地市場では、数万匹ともいわれるネズミの大移動が懸念され、17日夜にはアライグマが港区赤坂に現れ、都心を騒然とさせたが、ほかにも住民から多くの相談を寄せられている。ジャコウネコ科の肉食獣、ハクビシンだ。アライグマやタヌキと比べ、なじみの少ないハクビシンだが、特に都内での捕獲件数は年々増加しており、都の発表によると、2005年には捕獲されたハクビシンは年間205頭だったが、16年には736匹にまで増えた。