【重要文化財(朝鮮半島製)】伊能忠敬も見た仏画に大量の金 金の厚さは一般的な金ぱくの50倍に当たる5マイクロ㍍以上 「楊柳観音像」
伊能忠敬も見た仏画に大量の金
佐賀県唐津市の神社に伝わり、江戸時代に全国を測量したことで知られる伊能忠敬も実際に見たという仏画に、純度の高い大量の金が使われていたことが分かりました。専門家は東アジアの絵画の中でも一級品だとしています。唐津市の鏡神社に伝わる「楊柳観音像」は、1310年に朝鮮半島で描かれたとされ、縦4メートル19センチ、横2メートル54センチと、現存する高麗時代の仏画の中で最も大きく、国の重要文化財に指定されています。