【経済】価格下落が続くNANDフラッシュメモリ市場 - 11月以降も価格下落は継続の見通し
2018年、NANDフラッシュメモリ市場は年間を通して供給過剰状態が継続したままとなる模様だ。TrendForceのDRAMeXchange部門によると、NANDの10月における契約価格は、SSDやeMMC/UFSも下落したが、それ以上にチップ/ウェハの下落が大きくなったという。ノートブックやスマートフォンメーカーはすでに十分な在庫を抱えているほか、中国と米国の貿易戦争の混迷、そしてIntelのCPUが不足するという事体が、NANDの供給面での状況を悪化させる要因となっている。