【東シナ海】大陸棚、中国の主張に対抗…海保がEEZで詳細な地質調査始める 中国は日本の許可なく海洋調査を計71回実行
海上保安庁が、東シナ海の日本の排他的経済水域(EEZ)まで自国の大陸棚が延びているとの中国の主張に対抗するため、EEZで詳細な地質調査を始めたことがわかった。中国はEEZで無許可の海底調査を繰り返しており、日本の海洋権益を守るため、同庁は今後、新型船も投入して調査をさらに強化する。中国は2012年、日中両国のEEZの境界に当たる中間線を大きく越え、日本側の沖縄トラフ(海底の溝)までの大陸棚延長を「国連大陸棚限界委員会」に申請。