【福井】上司と元上司が選挙出馬へ “板挟み”の県職員が退職願 福井県知事選巡り
福井県職員の部長級の政策幹(61)が、県へ退職願を提出したことが11月13日分かった。知事選を巡り、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)と前副知事の杉本達治氏(56)が出馬表明する中、福井新聞の取材に政策幹は「心情的に杉本氏を応援したいと思っている」としている。政策幹は「現職と前副知事の対決は2人に仕えた身として非常につらく、今のポストにこれ以上身を置くことはできない」とした上で、「現職が悪いわけではないが、福井にさらなる変化を求めたい」と退職理由を説明した。