【大阪】「父の代から続く食肉の納入を絶やしたくなかった」 偽造許可書で学校給食に10年納入 羽曳野市向野の食肉業者、登録抹消
約10年にわたって食肉処理業に必要な許可証を偽造し、大阪府東大阪市内の小学校に給食用の食肉を納入していたとして、市学校給食会は12日、羽曳野市向野、不動産業「萬寿(まんじゅ)倶楽部」の登録を同日付で取り消したと発表した。児童らの健康被害は確認されていないという。発表によると、萬寿倶楽部の代表は2009年度以降、2年に1度の登録更新時に、食肉処理業をしていた父親や知り合いの食肉業者の許可証をコピーし、営業所名などを書き換えて提出。