【札幌地裁】ひき逃げの元警官(29)に猶予付き判決 「結果は重大」「母親が更生に協力する姿勢、酌むことのできる事情も認められる」
ことし4月、札幌市の市道で歩行者の女性を車ではねて大けがをさせた上、そのまま逃げたとしてひき逃げなどの罪に問われた元警察官に対し、札幌地方裁判所は「被害者は今も後遺症に苦しんでおり、結果は重大だ」として執行猶予の付いた懲役1年の判決を言い渡しました。北海道警察本部の元巡査長、高田積伸被告(29)はことし4月、札幌市豊平区の市道で、歩いていた当時27歳の女性を車ではねて腕の骨を折るなどの大けがをさせた上、そのまま逃げたとして、ひき逃げと過失運転傷害の罪に問われました。