【東京高裁】精神科で患者に暴行して殺した準看護師の被告、実質無罪を勝ち取る 裁判打ち切る免訴
6年前、千葉市の病院で入院患者の男性に暴行して死亡させたとして、元准看護師が傷害致死の罪に問われた裁判で、2審の東京高等裁判所は暴行罪にあたるとした1審の判決は時効の成立を見逃す誤りがあったとして、裁判を打ち切る「免訴」を言い渡しました。千葉市中央区にある精神科の「石郷岡病院」の准看護師だった菅原巧被告(65)は平成24年、入院患者の当時33歳の男性に対し、顔面を踏みつけるなど暴行を加えて首の骨を折る大けがをさせ、およそ2年後に死亡させたとして傷害致死の罪に問われました。