【大阪】「教育勅語を本気で復活させようという人が政権にうじゃうじゃいることは、きわめて危険だ」 前川喜平氏、道徳教育の危険性指摘
元文部科学事務次官で現代教育行政研究会代表の前川喜平さんが24日夜、豊中市玉井町1のとよなか男女共同参画推進センターで開かれた第52回豊中母親大会(実行委主催)で講演した。前川さんは終戦までの道徳教育の根幹となった教育勅語を巡る近年の動きに触れ、今の道徳教育の危険性を指摘した。前川さんは文科省初等中等教育局長だった2014年、下村博文・文科相(当時)から、教育勅語について従来の同省見解を覆す国会答弁を指示され「困った」エピソードを披露。