【国際】仏デモ、マクロン氏への不満爆発で庶民結束するも暴徒の大部分はデモに乗じて略奪を行う「壊し屋」
フランスのマクロン大統領の燃料税増税方針に端を発した抗議デモは、パリで一部が暴徒化し、建物が破壊され車両が炎上する事態にまで発展した。減税などで大企業や富裕層を優遇するマクロン氏を「金持ち大統領」と批判してきた庶民の怒りは頂点に達し、社会の不平等に対する不満が爆発。政権は苦境に立たされている。マクロン氏は11月27日の演説で「怒りを受け止める」と述べつつも、来年1月に予定されている燃料税増税は撤回しないと表明していた。