【米国が資金拠出停止】パレスチナ難民支援の国連機関「来年も同様の支援(米国の分を日本を含め各国が負担)をお待ちしております」
パレスチナ難民を支援する国連機関のトップが都内で講演し、最大の支援国だったアメリカが一切の資金を拠出しないとする中で、アメリカが負担していた分を各国が補った、ことしと同程度の支援が今後も必要だとして、各国に協力を呼びかけました。およそ540万人にのぼるパレスチナ難民に教育や医療の支援を行っているUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、日本円にしておよそ1130億円の年間予算のうち、3割を負担してきたアメリカが一切の資金拠出を停止していることで深刻な財政危機に陥っています。