【兵庫】「引きこもりなど困っていることがあっても表に出さない地域性」 淡路島の自殺率、なぜ高い? 「SOS出しにくい地域性」
自殺対策基本法の改正で各自治体に自殺対策計画の策定が義務付けられたことを受け、淡路島内3市(兵庫県)は本年度内に計画をまとめようと議論を進めている。全国や兵庫県と比べて島内の自殺率は高いのが現状で、「SOSを発信しにくい地域性」なども指摘されるなど、都市部とは異なる対策が求められる。(高田康夫)厚生労働省が公表している「地域における自殺の基礎資料」(発生日、居住地の数値)によると、2010~17年までの自殺者数は洲本市75人、南あわじ市106人、淡路市98人。