【裁判】偽造ビール券密輸裁判で中国人に無罪判決 「被告に用途や価値などビール券に関する知識があったとは認められない」・水戸地裁
偽造ビール券密輸裁判で無罪判決
偽造されたビール券を中国から密輸入しようとしたなどとして、偽造有価証券輸入と関税法違反の罪に問われた中国人の被告に水戸地方裁判所は「被告が、ビール券が偽造されたものだと認識していたと認めるには合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡しました。中国人の秦麟書さん(55)は、去年12月、偽造されたビール券1639枚、およそ115万円相当を中国から茨城空港経由で密輸入しようとしたなどとして、偽造有価証券輸入と関税法違反の罪に問われました。