【歴史】織田信長と対立した石山本願寺の顕如が、秀吉に宛てた書状見つかる
織田信長と激しく対立した浄土真宗の僧侶、顕如が、信長の死後、羽柴秀吉に接近しようと書いた書状が2通見つかりました。秀吉宛ての書状はほとんど残っていないということで、調査にあたった専門家は「この段階で、秀吉を権力のある人物と認識していたことがはっきりと分かる貴重な史料だ」と指摘しています。この2通の書状は、東京大学史料編纂所がインターネットオークションで購入し、内容や紙の質などからいずれも浄土真宗の僧侶、顕如の書状と判断しました。