【アパマンショップ】手数料細り、スプレー消臭代頼みの業界事情 札幌爆発で見えたもの
2019年1月5日18時2分
札幌市で昨年12月16日に起き、50人超がけがをした爆発事故。原因とみられているのは、不動産仲介店による消臭スプレーの廃棄作業だ。背景を探ると、仲介手数料など従来の稼ぎ口が細る中で、新たな収入源を確保しようとする業界の事情が見えてきた。事故が起きた不動産仲介店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生(たいき)社長は事故後の会見で、消臭剤スプレー缶120本の処分作業中に事故が起きたと説明。