【自動車】日産、昨年12月の販売1割減 検査不正や事件長期化で苦戦も
日産自動車は前会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕に加え、新車の検査不正が消費者の不信を招き、昨年12月の乗用車販売が前年同月比1割減と落ち込んだ。企業連合を組むフランス大手ルノーとは今後の経営を巡る思惑がすれ違い、ゴーン容疑者の無罪主張で事件が長引けば、新年から苦戦が予想される。日本自動車販売協会連合会が7日発表した2018年12月の新車販売で、日産の商用車や軽自動車を除く乗用車は前年同月比10.2%減の1万9777台となった。