【お前ら急げ!】大塚製薬が「飲酒の欲求」を抑えるお薬の販売承認を厚労省から取得
大塚製薬(東京)は8日、飲酒の欲求を抑えて「減酒」を促し、アルコール依存症を治療する新薬の国内での製造販売承認を、同日付で厚生労働省から取得したと発表した。近く医療機関向けに販売を始める。飲酒量を低減させる治療薬の承認は国内初めてで、これまで断酒が中心だった治療の新たな選択肢として期待される。新薬は「ナルメフェン」(商品名・セリンクロ錠10mg)で、飲酒の1~2時間前に服用すると、飲酒の欲求が満たされた時に活性化する神経に作用し、過度な飲酒を抑える仕組み。