【靖国神社】前宮司の「戦没者が祟らないよう祭祀を続けてきた」という手記に社報で否定
靖国神社は1日発行の社報「靖国」で、「文芸春秋」昨年12月号に掲載された小堀邦夫前宮司の手記「靖国神社は危機にある」の内容に対する見解を発表した。手記で小堀氏は、戦没者がたたらないよう靖国神社は祭祀(さいし)を続けてきた-との認識を示したが、見解は「靖国神社の使命は、ご祭神などの崇高な事績を後世に伝え、祭祀を厳粛に行い続けることにより日本のさらなる平和と発展に寄与することにあります」とし、「『みたま』のたたりを恐れ、鎮めることを目的とした神社ではありません」と否定した。