【親はカネづる】職を失った人より“働くことを諦めた”人が30万人以上も多い日本社会の現実
「ミッシングワーカー」とは、米国発の労働経済学の言葉で、働かなくてはと思いながら、求職活動を諦めているため失業者としてカウントされない人たちのことだ。その多くは、親の介護のため離職し、そのまま社会との接点を失ってしまっている人々で、多くが社会的に孤立していると、NHKが特集まで組み問題提起している。その数を働き盛りの40歳代と50歳代で見ると、正規労働者:1600万人、非正規労働者:795万人、失業者:72万人、ミッシングワーカー:103万人となり、失業者より多いという驚愕の実態が浮かび上がる。