【大阪地裁】女児触った罪の男性(63)無罪 裁判官「遊ぶため。相手に性的羞恥心や不安感を与える程度は小さい」
大阪府内の路上で女児を抱き上げるなどして体に触れたとして、府迷惑防止条例違反の罪に問われた男性(63)に大阪地裁は10日、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役8月だった。男性は昨年4月4日、大阪府内の路上で面識のある小学3年の女児の背後から腹部付近に両手を回して抱き上げ、体に触れたとして起訴された。判決理由で野口卓志裁判官は「遊ぶつもりで持ち上げようとしたにすぎず、相手に性的羞恥心や不安感を与える程度は小さい」とし、同罪は成立しないと判断した。