【観光】インスタ映えで急上昇の滋賀 世界遺産より魅力の場所とは
平成29(2017)年に滋賀県を訪れた観光客数が前年比3・4%増の5248万1千人と過去最多を更新した。集客の原動力となったのは、琵琶湖や世界文化遺産の比叡山延暦寺、国宝の彦根城などおなじみの観光スポットではなく、写真の見栄えがいい“インスタ映え”する施設だった。民間調査会社の都道府県魅力度ランキングで全国38位、近畿で最下位の滋賀だが、近年は写真共有アプリ「インスタグラム」をはじめ会員制交流サイト(SNS)を通じて若い女性らが訪れているといい、県などもSNSでの魅力の発信を本格検討している。