【AIIB】間もなく開業から3年 日本、参ガバナンス(経営統治)の公正さに疑問が残り参加への慎重姿勢変わらず
日本は、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加に関し、慎重姿勢を崩していない。AIIBは他の国際金融機関と異なり、ガバナンス(経営統治)の公正さに疑問が残るからだ。昨年1月、安倍晋三首相は参院本会議でAIIBについて「公正なガバナンスを確立できるのか、借り入れ国の債務の持続可能性や環境、社会に対する影響への配慮が確保されているか、運用を注視していきたい」と述べ、参加に慎重な考えを示した。