【海上保安庁】燃料の一般競争入札 “100%落札” 問題 調査委員会設置 実態解明へ
海上保安庁の巡視船などに使われる燃料の一般競争入札で、非公開の予定価格と全く同じ金額で落札される「100%落札」が相次いでいた問題で、海上保安庁は調査委員会を設置して実態の解明に乗り出しました。海上保安庁の巡視船などの燃料に使われる重油や軽油の納入業者を決める一般競争入札をめぐっては、NHKが平成28年から29年にかけて行われた606件の入札を調べたところ、非公開の予定価格と全く同じ金額で落札される「100%落札」が、全体の51%にあたる307件に上っていたことが分かりました。