【奈良】シンポで卑弥呼のクニを探る
邪馬台国の有力候補地・纒向(まきむく)遺跡がある奈良県桜井市と、弥生時代の環濠(かんごう)集落跡の唐古(からこ)・鍵遺跡で知られる同県田原本町によるシンポジウム「卑弥呼のクニを探る 唐古・鍵から纒向へ」(読売新聞社後援)が20日、大阪市内で開かれ、約330人が聞き入った。シンポでは、松井正剛・桜井市長、森章浩・田原本町長のほか、安満(あま)宮山古墳から3世紀の銅鏡が出土した大阪府高槻市の浜田剛史市長らも加わり、「遺跡を活(い)かしたまちづくり」をテーマに意見を交換した。