【未来倶楽部】破綻招いた異常経営 会計操作に巨額報酬、創業者は沈黙
首都圏で老人ホーム「未来倶楽部」など37施設を運営し、2千人近い入居者を抱える未来設計(東京)が経営破綻(はたん)した。その創業者には、毎年3億円前後という巨額の報酬が支払われ続けていた。巨額報酬はどのように捻出されたのか。異常な経営はなぜこれまで放置されてきたのか。「決算書(BK用)」
未来設計の親会社を昨年買収した同業の創生事業団(福岡市)が内部告発を端緒に未来の経営実態を調べたところ、こう書かれたファイルが複数見つかった。