【光化学スモッグ】ドローン調査で夜間上空に高濃度の原因物質を観測 活用は全国初・埼玉県
ドローンを活用し、全国で初めて光化学スモッグの調査を実施(県環境科学国際センター提供)県環境科学国際センター(加須市)は、全国で初めて行ったドローン(無人航空機)を活用した光化学スモッグの調査結果をまとめた。発生や解消のメカニズムを解明するため、ときがわ町の標高約850メートルに位置する東秩父環境大気測定局(東秩父局)周辺で調査したところ、光化学スモッグの原因物質であるオゾンは日中に生成された後、夜間は上空に高濃度にとどまるという仮説が立証された。