【愛知】「エレベーターに代わる新技術の実物を早く見せて障害者の方々を安心させられないか」 名古屋城木造復元の現状や課題説明
二〇二二年末の完成を目指す名古屋城の木造復元事業について、本年度の進捗(しんちょく)状況を名古屋市の河村たかし市長らが説明するシンポジウムが二十七日、同市中区栄の鯱城ホールであった。会場の市民からは事業推進への賛同のほか、疑問や課題を指摘する声も出た。シンポでは、市が復元する天守にエレベーターを設置せず新技術の開発によってバリアフリーに努めることを昨年五月に公表したことや、それについて安全性への疑問の声がある現状を報告。