【裁判】自宅に灯油撒き隣近所含む4棟全焼させた男に猶予つき判決 自殺目的だったし殊更悪質な放火であるとまでは言い難い、と裁判官
4棟全焼させた男に猶予つき判決
去年4月、福井市で自宅などに火をつけ、あわせて4棟を全焼させたとして建造物等延焼の罪に問われている70歳の男に対し、福井地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。住居不定の無職、西郡時夫被告(70)は去年4月、福井市東俣町で木造2階建ての自宅や蔵に灯油をまいて火をつけ、隣接する寺院や住宅に延焼させてあわせて4棟、およそ740平方メートルを全焼させたとして建造物等延焼の罪に問われています。