【富の集中】世界で「富豪」と「貧困層」の格差が拡大! 特に米国と中国はケタ外れ…ピケティの資本課税検討を
非政府組織(NGO)のオックスファムが発表した報告書で、世界の富豪上位26人が独占する資産は約1兆3700億ドル(約150兆円)に上り、世界人口の半数に当たる貧困層約38億人が持つ資産とほぼ同額だと指摘された。こうした富の偏在が生じているのは税制や法制度に問題があるのか。解消する手立てはあるのか。オックスファムは毎年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のときに、世界の富豪の資産が貧しい人の資産合計に等しくなるかという問題を提起し、「トップ何人」という数字を強調している。