体形に関係なく、コレステロール値は高くなるリスクがあることが分かったと、滋賀医科大
体形に関係なく、コレステロール値は高くなるリスクがあることが約1万7千人のデータ分析で分かったと、滋賀医科大の三浦克之教授(公衆衛生学)らのチームが日本疫学会誌電子版に発表した。1980年には肥満の人ほどコレステロール値が高い傾向にあったが、近年はほとんど関連がなくなっていることが判明したという。食生活の欧米化で、脂肪分の摂取量が増えたのが一因とみており、「生活習慣病の予防には摂取カロリーを抑える肥満対策だけでなく、食物に含まれる脂肪の量に注意して」としている。