5300万円の遺産分配があるとのメールが届き、送金手続き費用や保証金として11回にわたり約470万円を振り込ませる詐欺が発生
京都府警福知山署は4日、福知山市の無職女性(54)が、遺産分配の手数料や保証金などの名目で、現金約470万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。同署によると、1月13日、女性宛に「ゆうか」と名乗る人物から「5300万円の遺産分配がある」とのメールが届いた。その後、仲介業者の事務局をかたったメールで「送金手続き費用や保証金などの振り込みが必要」などと指示され、31日までに計11回にわたり、指定口座に計約470万円を振り込んだという。