【催し】弘前藩の援軍殉難 ハーマン号事件150年…13日に千葉県勝浦市で慰霊祭
明治維新当時、弘前藩が箱館戦争で新政府側について反政府軍と戦った際、その援軍に船で向かった熊本藩兵ら200人以上が現在の千葉県勝浦市川津沖で遭難、犠牲となった1869(明治2)年の「ハーマン号事件」から、13日で150年となる。これまで、青森県で事件に光が当てられる機会は少なかったが、藩兵らの救助に当たった地元勝浦市では、今でも動乱の時代が生んだ悲劇の一幕として語り継がれており、事件があった13日には恒例の慰霊祭が行われる。