【イスラエル】「命のビザ」植林が消失=杉原千畝記念碑も所在不明
第2次大戦中に「命のビザ」でユダヤ人数千人を救った外交官杉原千畝(1900~86年)を顕彰し、イスラエル中部で植林された松など400本の少なくとも一部が消失し、現地に建立された記念碑も撤去され、所在不明になっていることが12日分かった。複数の関係者が明らかにした。伐採された可能性が高い。ナチス・ドイツの迫害からユダヤ人を救った杉原千畝はイスラエルで英雄視され、85年にイスラエル政府から「ヤド・バシェム(諸国民の中の正義の人)賞」を贈られた。