【尾瀬離れ】入山者が1989年以降で最少に 昨年27万人 ピーク時の4割
尾瀬国立公園の昨年5~10月の入山者数は前年比5.2%減の26万9700人で、記録が残る1989年以降で最も少なかったことが13日、環境省関東地方環境事務所のまとめで分かった。3年連続で減少し、ピークだった96年の64万7500人の約4割まで落ち込んだ。◎2011年下回る 減少は3年連続
同事務所は「雪解けが早くミズバショウの見頃が早まったため、最も入山者数の多い6月の入山者数が1万人以上減少した」とし、7~9月の週末や連休に雨が多かったことも影響したと分析している。