【人事改革】柴山文科相、幹部職員による一連の不祥事を受け、国立大学法人と同省職員の人事交流を縮小する方針
柴山昌彦文部科学相は15日の閣議後の記者会見で、文科省の幹部職員による一連の不祥事を受けた人事改革の一環として、国立大学法人と同省職員の人事交流を縮小する方針を明らかにした。まずは4月の異動で交代となる大学の理事出向について、半減させる考えを示した。職員の国立大学法人への出向に関し、文科相は「現場の実情を熟知し、行政に反映させるなどの意義はある半面、行政の透明性に疑義を持たれる可能性がある」と指摘。