【半導体レーザー】次の主力は「半導体レーザー」 日亜化学が新生産棟 LEDを超える事業になる可能性
日亜化学工業(徳島県阿南市)が半導体レーザー(LD)増産に向け建設していた新しい生産棟が完成した。本格稼働は2020年2月ごろを予定。LDは今後、映像、医療用など用途の広がりで市場の急成長が予想される。日亜化では20年度のLDの売上高を17年度実績比2倍強の500億円を見込んでいる。日亜化で光半導体事業を統括する岸明人専務は14日開いた記者会見で「LDは現在主力の発光ダイオード(LED)を超える事業になる可能性がある」(岸専務)と期待を込めた。