【ノーベル賞級作家】村上春樹さんフランスの若者と対話「なぜ小説を書いているのか分からないが日本の戦争の歴史はできるだけ盛り込む」
小説「海辺のカフカ」の舞台作品のパリ公演に合わせ、原作者の村上春樹さんとフランスの若者が対話するイベントが23日、公演会場の劇場で行われた。村上さんは「どうして小説を書いているのか僕にも分からない」と話す一方、日本の戦争の歴史を「若い世代に引き継ぐ」ため、できるだけ作品に盛り込んでいると語った。村上さんは通訳を介し、高校生ら若い世代の女性5人と劇場の芸術監督の質問に答える形で話をした。