【古代】弥生時代の鹿児島 縄文残す、独自の文化 「弥生もスゴイ!かごしま」展
鹿児島県の弥生時代の文化や社会を、近年の発掘調査成果を盛り込んで紹介する「弥生もスゴイ!かごしま」展が、上野原縄文の森(同県霧島市)で開かれている。稲作や青銅器、鉄器などを受け入れながら、火山性の地質や南方の海に面した位置を生かした独自性があったことを浮かび上がらせている。【大森顕浩】同県内ではこれまで、大規模集落跡の上野原遺跡(霧島市)をはじめとする縄文時代の遺跡が数多くある一方、弥生時代の遺跡は極めて少なかった。