【BMI25以上】肥満症患者データベース、日本肥満学会が構築へ ”万病のもと”にビッグデータで対抗
日本肥満学会は、全国の肥満症患者の診療情報を集めたデータベース作りを始めた。5年程度をめどに全国の約20医療機関で計1万例の収集を目指している。さまざまな健康障害を伴う肥満症患者の情報をビッグデータとして分析し、新たな治療法開発などにつなげる狙いがある。肥満症は、国内に推定約2500万人いる体格指数(BMI)25以上の「肥満」のうち、高血圧や脳梗塞(こうそく)、睡眠時無呼吸症候群など11種類の健康障害を伴う場合を指す。