【渋谷】児童養護施設「若草寮」 温厚な施設長をなぜ刺殺?「優しい視点で子ども第一。温厚で恨まれることは考えられない」
東京都渋谷区幡ケ谷3丁目の児童養護施設「若草寮」で、施設長の大森信也さん(46)が胸などを刃物で刺されて死亡した事件。大森さんは児童養護の現場で10年以上経験を積み、数年前に若草寮の施設長になった。「全国児童養護問題研究会」の芦田徹事務局長(50)によると、大森さんは同会編集部次長を務めた。機関紙や研究誌の発行に携わり、研究会の会議などで「常に子どもの権利を大切に支援していかないといけない」と語っていたという。