【畜産】和牛流出、農家を特定「面識ない人物に売った」★2
輸出が認められていない和牛の受精卵と精液が中国に持ち出されそうになった事件で、大阪府警が、受精卵と精液の流出元を徳島県内の畜産農家と特定し、この畜産農家を捜索していたことが、捜査関係者への取材でわかった。畜産農家を営む男性は府警に「面識がない人物に数百万円で売った」と説明したという。畜産農家は、家畜改良増殖法で定められた受精卵などの取り扱い施設だが、男性は今回の受精卵などを売る際に、交付が義務づけられている証明書を「交付しなかった」と話しており、府警は、同法違反容疑で調べている。