【厚労省】根本厚労相“全国一律の最低賃金”「検討も調整も行っていない。担当課長の個人的な見解にすぎない」
企業が従業員に最低限支払わなければならない「最低賃金」をめぐり、根本厚生労働大臣は、担当課長が来月からの外国人材の受け入れ拡大に合わせて業種ごとに全国一律にする方向で調整を始める考えを示したことについて、個人的な見解にすぎず、現時点では検討していないという見方を示しました。来月からの外国人材の受け入れ拡大をめぐっては、企業が従業員に最低限支払わなければならない「最低賃金」に地域間の格差があるため、賃金の高い都市部に外国人材が集中するのではないかといった指摘が出ていました。