【書籍】東大生のわいせつ事件描いた『彼女は頭が悪いから』 東大生協で「2018年最も売れた本」に
東大生の集団わいせつ事件を扱った姫野カオルコさんの小説『彼女は頭が悪いから』が、東京大学生協駒場書籍部の2018年文芸書ランキング1位(1月~12月)になっていることがわかった。出版元の文藝春秋が2019年3月12日、明らかにした。同書は2016年に東大生5人が起した強制わいせつ事件に着想を得て、人々の妬み、スクールカーストによる格差意識などが交錯し、おぞましい事件につながってゆく様子を描いた小説で昨年7月の刊行。